やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

私にとって健康診断は結果よりも受診のプロセスが重要である

 会社の健康診断を受診した。健康診断の結果よりも、私は受診そのものが憂鬱である。もともとバリウムが苦手であるし、胃を膨らませる発泡剤も苦手である。ゲップを我慢しながら、あっちを向いたりこっちを向いたりして、苦しいったらありゃしない。しかし、それ以上に苦手な理由は、私は健康診断と相性が悪いのである。

 健康診断の時期になると、なぜか便秘になる。検便は2回採取しなければならないのだが、2日前に採取するのではリスクが大きすぎる。もし出なかったら提出が出来なくなる。ある年などは、無理やり出して小さな欠片のようなものから採取したことがある。またある年には、やっと出たのに水の中に落ちてしまい、もう後がないため水の中から採取したこともある(すみません、汚い話で)。

 ある年のこと、健康診断した日の夜、背中側の体の中心部に激痛が起こり、動けなくなった。少しでも動くと激痛が起こるため、妻に深夜救急に連れていってもらって、血液検査やレントゲン検査を受けたが異常が見られない。レントゲンもバリウムが残っていて、あまりよく写らないため、痛み止めをもらって様子を見ることになった。

 2〜3日経っても痛みが取れないので整形外科に行ったが、便秘のためまだバリウムが残っていて、よく写らずに原因不明であった。結局、1週間くらいで痛みは取れた。私見では、日頃の運動不足のせいで、体が固くなっていて、バリウム検査でいろいろな動きをさせられたため、体の奥の方の筋肉か筋を痛めたのではないかと思っている。

 また昨年は、健康診断の前日にへルニアが再発した。翌日はまだ歩ける程度であったため、健康診断を受けたのだが、バリウム検査での動きは激痛であった。また痛さを我慢したせいか、血圧も爆上がりであった。結局、健康診断の翌日から激痛で歩けなくなり、1週間ほど身動きがとれなくなった。

 さて今年はというと、ヘルニア後はストレッチや軽い筋トレを毎日行い、暴飲暴食をせず、早寝早起きをしているせいか、体調が良く快食快便である。しかし、油断をせず、検便については4日前から採ることにした。3連休を挟んだ月曜日だったため、連休中にリズムを狂わせては出なくなるリスクがあったため、休みの前日の木曜日に1回目を採取、そして翌日の連休初日にすんなり出て2回目を採取した。ちょっと古くなったけど、これで勘弁してくださいと思いながら休み明けに提出したのである(いつまでも汚い話ですみません、きたない話は筆が進みます)。そして、ここ数年高かった血圧も元に戻っていた。

 そう、結局は日頃の運動不足や不摂生が原因だったのであろう。そして昨年のヘルニアを始めとする数々の病気や怪我のおかげで、かえって健康に気をつけるようになり、今年はその成果がでたのである 今年の診断結果はまだ出ていないが、そんなことは重要ではない。私にとっては、受診のプロセスが重要なのである。プロセスが良ければ、結果はついてくるのだ。

 そう、その証拠に、今年は朝一番に健康診断した後、午前中に見事にバリウムが出たのである。いや〜快調!快調!

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