やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

「日本橋七福神めぐり」で新年度の運気アップ(前編)

 新年度を新たな気持ちでスムーズに迎えられるため、最近テレビで見た「日本橋七福神巡り」に、妻と義母の3人で行った。日本橋七福神は、他所とは異なり、すべて神社で構成されており、日本橋の狭い範囲に7つの神社があるため、短時間で巡拝することができる。順序は決められていないので、自宅からアクセスしやすい都営新宿線の「浜町駅」から出発し、笠間稲荷神社椙森神社小網神社、茶ノ木神社、水天宮、松島神社末廣神社の順でまわり、「浜町駅」に戻ってくるコースを予定する。

 浜町駅で降り、明治座の横に出る。こんな都心の狭い範囲に7つも神社があるのか半信半疑で地図を見ながら歩いていくと、こじんまりとした「笠間稲荷神社」を見つけた。ここは日本三大稲荷のひとつ茨城県笠間稲荷神社の別社で、長寿の神様である「寿老神」を祀る。朝11時頃だったが、数人の参拝客がいた。旅行客だと思うが、大きなトランクを引きながら参拝している人もいた。健康長寿を祈ったあと、御朱印をもらおうとしたのだが、その前の儀式が終わっていないようで、なかなか窓口が開かず、狭い敷地に結構な列ができてしまった。

 「椙森神社」は、商売繁盛の神様「恵比寿神」を祀る。事前の調査が中途半端だったので、各神社をお参りするたびに、ここは何をお願いすればよかったっけ?といちいちスマホで確認する。ここは宝くじの当選祈願としても人気で、「富塚」というパワースポットもある。宝くじを持ってくればよかったと後悔するが、自分はネット購入なので関係ないことに気づく。先ほどのトランクを持った旅行客を見かけて、七福神を巡るなら、どこかに荷物を預ければいいのにと、余計なお世話を思う。

 「小網神社」は知恵と健康の「福禄寿」と財運向上・学芸成就の「弁財天」を祀る。社殿が戦災を免れたり、同神社のお守りを持った兵士全員が無事帰還したことなどから、「強運厄除の神」として信仰を集めている。最近では、有名芸能人も必ずお参りに行っているなど、メディアにも取り上げられ、都内屈指のパワースポットとして人気である。神社に着くと、噂どおり初詣のような大行列で、交通整理の人まで出ていた。

 社殿・向拝の左右には、「昇り龍」と「降り龍」の姿が二体一対となって彫刻されており、「強運厄除の神さま」のシンボルとなっている。参拝の後、福禄寿の頭を撫でて知恵を授かる。社殿の左側に「銭洗いの井」があり、財運を授かるため、ザルの中に1,000円札と500円玉を入れて洗い清めた。金運が上がりますように。

 12時をまわったので、昼食場所を探しながら歩いたが、すぐ「茶ノ木神社」があったので、先に寄った。無病息災、夫婦円満にご利益のある「布袋尊」を祀る。こじんまりとして、木の鳥居の地味な神社であるが、神社の前が少し広いスペースがあり、なんとなくお気に入りになった。「お茶ノ木様」と町内の人に親しまれていると書いてあったが、通りすがりの人が必ず会釈して通っていくのを見て、なんか私も親しみがわいたのである。そしてこの後、昼食に選んだ店が大正解だったので、続き次回。