やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

「日本橋七福神めぐり」で新年度の運気アップ(後編)

 日本橋七福神めぐりの途中で、ランチの店を探していたら、ビーフかつれつの店を見つけた。人形町駅からも茶ノ木神社からも徒歩1分ほどの「そよいち」という店だ。なんか外観がいい感じで、ちょっと覗いてみたら、待っている人もいるので、きっとおいしいだろうと入ってみた。

 カウンターだけの店だったが、回転が早く少し待っただけですぐに席に通された。頼んだのは「ビーフかつ」2,000円で、ちょっと高めかな。妻が頼んだハーフは1,250円、義母が頼んだのはカツカレー、その他ポークカツ、ハンバーグなどもある。どれもおいしそう。調理は年配の女性が一人でやっていたが、とても手際がよく、あっという間に料理が出来上がっていく。

 ビーフかつは、ボリュームがあるが、とても柔らかく、ぺろっと食べてしまった。食べている間も、お客さんがどんどん入れ替わりやってくる。細い路地で、外はほとんど人が歩いていないのに、どこからやってくるのだろう。話を聞いていると、常連さんも結構いるようだ。これだけおいしければ、人も集まるだろう。大満足で、七福神めぐりに戻る。

 「水天宮」は、安産、子授けの神社で、人気があるので結構人が集まっていた。赤ちゃんを連れた家族も来ていた。場所は、なんとビルのような近代的な建物の2階にある。ここには「宝生弁財天」も祀ってあり、毎月5日と巳の日に扉が開けられ、弁財天のお顔を拝観することができる。なんと偶然にも当日は巳の日だったようで、扉が開いていた。芸事、学業、金運のご利益がある弁財天のお顔を見てお参りしたが、ちょっと顔が怖かった。そして、キンキラキンの巳の日だけの特別御朱印もいただいた。

 「松島神社」は、「大国神」を祀る。ビルの一角にある小さな神社だ。仕事運、財運を祈願した。妻が「なんかお祈りしていると、ふわっと風が吹いてきて、パワーを感じる」と言って、引き返してもう一度お参りに行っていた。一番のお気に入りだそうだ。私は、エアコンの風ではないかと、元も子もないことを考えていた。

 最後に「末廣神社」行った。これまでの神社の中でも一番こじんまりとした神社で、「毘沙門天」を祀る。勝負運や疫病鎮めのご利益がある。「前に進むために、力を貸してください」と祈ると良いと、テレビ番組で見たので、そのとおりに祈った。

 距離が短いとはいえ、さすがに七つも巡ると疲れた。浜町駅に戻ってきたが、電車に乗る前に休憩しようと、明治座の遊歩道を挟んで隣にある、「KOKO HOTEL Prmier」の1階にあるパンの店「LE CINQ」に入った。クロワッサンが有名のようだ。これから舞台を見に行くおばさんたちのグループや、実際に舞台に出ているらしき女性も知り合いと待ち合わせをして、話をしていた。

 普段、都心に行くことはあまりないので、休日で人の少ないビルの間を歩くのも新鮮だったし、1〜2時間で歩けるのでちょうど良い距離だった。七つの神社を探しながら歩くのも、スタンプラリーのようで、とても楽しかった。これで新年度からの運気アップは間違いない。