新年度が始まり、毎年のことだが、この時期は新入社員や新入学生により、通勤電車の人数が増える。もうしばらくすると、配属先が決まったり、自分のペースができたり、あるいはやめたりで、時間が分散され、混み具合も落ち着いてくるものだ。一目見て、絶対に新入社員ってわかるものである。初々しさと希望に満ちて光っている。希望に満ちて入った会社（そうでない人もいるだろうが）なので、将来の日本を背負って立つ若者には、ぜひ頑張ってほしいと願う。
私も４月から環境が変わった。勤めていた子会社が親会社に吸収されたので、４月からは親会社の所属となった。やっている仕事やメンバーは変わらないが、経営者から中間管理職に逆戻りである。まさか60歳を過ぎて、またこの中間管理職の世界に戻ってくるとは考えても見なかった。これまでは、自分のペースで仕事ができたのだが、これからは会議や資料作成の日々に逆戻りである。
そのため、４月からはちょっと忙しい日々が続いている。そうは言っても、これまで経験は活かされるもので、新しい資料作成の要求や会議参加の要請がきても、なんとかこなせてしまう。気持ちの上では余裕なのだが、自分のペースで回らないので、なかなか自分の時間が作れない。慣れるまでは仕方がないだろう。
一方妻は、午前中の週５日の仕事から、午後の週３日の仕事に変更となった。時間に余裕ができ、ずいぶん体が楽になったようだ。毎日疲れた顔をしたり、愚痴をこぼしたりしていたが、それがなくなって、こちらとしてもホッとしている。時間と気持ちに余裕ができて、二人の休みの日には、旅行にいったり、お出かけしたりすることも増えそうで、楽しみである。
そういったこともあって、新年度から気持ちを新たに頑張れるように、去る3/30に「日本橋七福神」に参拝に行った。日本橋七福神めぐりは、日本で一番短時間に巡拝できるのが特長で、どれも都会のビルの間にある小さな神社であり、ビルの中やビルの２階にある神社もあった。中でも「小網神社」は、参拝した後に売れた芸能人が数多くいて、有名占い師も勧めており、メディアにも取り上げられているので、長い行列ができていた。
７つそれぞれの神社が特徴的で、それぞれにご利益が違う。散歩にも丁度よい距離なので、とても楽しかった。この「日本橋七福神」は次回紹介したい。
