先週、多摩市和田にある「青木農園 農家料理」にランチに行った。農家の母屋を改装した古民家レストランである。店主が自分の畑で採れた野菜をふんだんに使ったランチが有名で、2021年5月にテレ朝の「人生の楽園」でも紹介された店である。
建物は農家の家そのもので、大きな庭があり、外に玉ねぎが干してあるなど、いい感じの雰囲気である。門を入ったところには、野菜を販売していたが、もはや玉ねぎしか残っていなかった。店内は古民家の雰囲気を残して改装してあり、囲炉裏や家具が置いてあり、客席はレトロなイスとテーブルで、10組くらいは入れそうだ。
メニューはランチプレートだけであったが、すべて野菜を使用した料理で、ワンプレートに盛り付けてある。初めにじゃがいものスープが出てきた。素材の味を生かした食欲が出るスープだ。続いてプレートが運ばれてきた。野菜がてんこ盛りである。トウモロコシ御飯、玉ねぎのフライ、ふろふき大根の他、枝豆、春菊、ナスなど、料理名はわからないが、20種類ほどの野菜が、それぞれ素材の味を生かした調理法で、手をかけて作られている。
レタスとトマトときゅうりのサラダに、ドレッシングとしてかかっていたのはプラムだろうか。甘酸っぱくておいしい。細く切ってあったのは、ジャガイモの種類だそうで、生のせいか変わった食感だった。本当に野菜以外は無いので、若い男性には物足りないだろうが、新鮮な野菜そのものの味が堪能できるので、体にも優しく健康的で、十分満足できた。
1人で料理を作っているようで、入店した順番に料理を提供しており、5〜6組程入っていたので、遅れて入った私たちは随分待たされたが、店の雰囲気もあり、それほど長くは感じなかった。他のお客さんも、結構長居している人が多かった。のんびり過ごせる雰囲気で時間が経つのも忘れる。しかし、その日は暑かったのだが、エアコンが入っていなかったため、暑いのには参った。きっと冬は寒いだろう。
食後にプラムソーダとブラックベリーソーダをそれぞれ注文した。残念だったのは、おすすめのデザートのガトーショコラが売り切れてしまっていたことだった。予約時に食事と一緒に頼んでおく必要があったようだ。次に行く機会があったら、ぜひ食べてみたい。
話は変わるが、トイレのリフォーム検討中であると以前ブログに書いた。結局、８月に出るアプリコット（ウォシュレット）の新製品を選択したため、工事は７月から８月に変更したが、今度は壁紙のデザインで悩んでいる。業者に候補を出してもらったが、どうもイメージが湧きづらく、白を基調とした感じにしたいのだが、黒っぽい色を使ったシックな感じや、片面だけ絵が入ったデザインも見せられて、「トイレだから遊び心を入れてもいいですよ」と迷うことを言う。
最終的に候補を決め、サンプルを持ち帰り、実際にトイレの壁に貼って毎日眺めているが、オレンジの照明なので、蛍光灯の下で見た色とまた違って見える。いいのかどうかわからなくなっててしまう。どうなることやら。
