やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

2023年総括 転機となる出来事が相次いだ

 今年は個人的に大きな出来事がたくさんあった。還暦を迎える年で、厄年であり、大殺界であったが、決して悪いことがあったわけでなく、転機となる出来事が相次いだ。自分の記録のためにも、今年1年の大きな出来事を振り返ってみたい。

 まず、一番大きかった出来事は、母親の施設入所である。母親は、父親が亡くなって以来8年間、糖尿病の影響で足が不自由のなか、名古屋で一人暮らしをしていたが、ついに限界を迎え、施設に入所することになった。私は東京にいて、年に数回程度しか顔を出すことができず、近隣に住む姉夫婦に面倒を見させてしまったことは申し訳なく思っている。母も精神的にかなり不安定になっていたこともあり、良いタイミングで施設が見つかったことで、三者がほっとした出来事であった。

 次に大きかった出来事は、37年半務めた会社で無事定年を迎えたことである。その後、子会社に転籍となったが、とりあえず一区切りついてホッとしている。退職金も入り、もらうものをもらったことで、これもホッとしている。これを機にお金の運用についても、いろいろ勉強するきっかけとなり、老後のことについても考える機会となった。

 家のリフォームをしたことも大きな出来事である。一昨年に娘が、昨年息子が家を出て、夫婦二人の生活になったことから、片付けついでに各部屋のレイアウト変更をした。そして今年は、和室の畳替えに始まり、キッチンの換気扇の取り替え、トイレのリフォーム、そして直近では浴室のリフォームを行った。厄払いの意味もあり、大金を使うことと、水回りをきれいにすることを積極的に進めた。そんな中で、お気に入りの飛騨産業の椅子に巡り会えたことも、うれしい出来事であった。

 そして、何よりも思い出になったのは、伊勢神宮参拝である。ツアーではあるが、伊勢神宮参拝に正式ルートで回ることができた。十年以上前に行って以来忘れられず、もう一度ゆっくり参拝したいと思っていたので、とてもうれしい出来事であった。厄年に行くことができたのも、何かのめぐり合わせだったのだろうか。出来るならば、ぜひまた参拝したいと思っている。

 その他にも、大学の友人と十数年ぶりに再会でき、3ヶ月毎に定期飲み会を開く約束ができたのも大きな出来事だったし、義母、娘夫婦、息子と家族一同で食事会が開けたのも、良い思い出になった。始めてふるさと納税も経験できたし、ガウディ展も行った。

 そしてつい最近、商店街のくじ引きで3等2,000円の商品券が当たった。今年の最後におまけをいただいた気分だ。昨年は、病気やケガでつらい思いをしたが、今年は厄年にも関わらず、良い出来事が多くて、とても充実した年であったと思う。

 さて、来年はどんな年になるであろうか。定年退職の記念旅行も計画しているし、私も妻も職場変更の兆しがあるし、新NISAへの投資も開始する予定で、今からいろいろと楽しみである。ぜひ来年も良い年にしたいと思う。何よりもポジティブに、そして謙虚であれば、きっといいことがあると思っている。皆さん、良いお年を。