やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

寒川神社でパワーをいただく(1)出発編

〈1/15修正更新〉

 神奈川県高座郡寒川町にある「寒川神社」を参拝した。以前、「突然ですが占ってもいいですか?」で、木下レオンさんが紹介していた八方除の神社である。画面で見ているだけで、厳かな雰囲気が伝わってきて、すごくご利益があると感じた。厄年の私としては、ぜひ行ってパワーをもらいたいと思ったのである。すでに年が明けて、後厄の年になってしまったが、年の変わり目は節分とのことなので、それまでに行こうということになった。

 寒川神社は、相模国一之宮と称され、全国唯一の八方除の守護神として1600年の歴史を持つ神社で、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)の二柱の神が祀られている。江戸(東京)から見て南西の方角に鎮座し、社殿が南西を向いているので、古来より関八州の守護神として、また江戸の裏鬼門をお護りする神社として、とりわけ八方除・方位除の神様として信仰されてきたとのこと。

 最寄り駅は相模線の宮山駅であるが、宮山駅から行くと三の鳥居から境内に入ることになる。調べてみると、境内から約1km離れた一の鳥居からスタートし、参道を歩いて二の鳥居、三の鳥居をくぐって境内に入るのが正式なルートのようである。その場合は、もう一駅先の寒川駅で降りることになる。寒川神社への参拝は初めてだし、天気も良いので、正式ルートの寒川駅から行くことにした。

 レオンさんは「午前中に参拝するのがベスト」と言っていたので、午前中に到着するよう、妻と義母の3人で橋本駅からJR相模線に乗った。相模線は神奈川県茅ヶ崎と橋本を結ぶ路線である。相模線には初めて乗るのであるが、首都圏を走る電車にしては、結構地味なイメージである。茅ヶ崎東海道線、厚木で小田急線、海老名で小田急線と相鉄線、橋本で横浜線京王相模原線など、主要な路線と主要な駅に接続して便利そうにみえる割には、ローカル色漂う路線である。単線であること、1時間に2〜4本程度であること、無人駅も多くワンマン運転などが、そのイメージの原因なのか。

 乗って驚いたのは、ドアに開閉ボタンがついていて、乗客が乗るときにボタンを押して開けて、下りるときにもボタンを押して開けることである。神奈川県でも、こんな本格的なローカル線があったのね。これを知らなかったら、乗りそびれ、降りそびれがありそうである。途中で気がついてよかった。ボタンを押してみたくてウズウズしていた妻は、ついに途中の駅で停車時に開いたままのドアを発見し、立ち上がって閉めるボタンを押したのであった。

<左:寒川駅、右:相模原線車両内の扉開閉ボタン>

 橋本から1時間ほどで寒川駅に到着した。ここから一の鳥居まで、宮山駅に戻る方向に線路沿いを歩いていく。天気が良くてポカポカして、歩くのには絶好である。寒川まで来てよかった。約10分ほどで一の鳥居が現れた。車道の片側車線にまたがって建っているのだが、両側に大きな木々が植わった細い歩道があり、まさに参道の雰囲気が漂っている。銅板で包まれた一の鳥居をくぐり、しばらく歩くと今度はコンクリート製の二の鳥居が見えてきた。とても大きく見上げるほどだ。さらに歩くと、ついに寒川神社の入口が見えてきた。さあ境内に向かって進もう。次回、開運パワーに包まれる参拝編に続く。

<左:二の鳥居、 右:一の鳥居>

★上記写真の説明が、左右逆でした。お詫びの上、修正致します。