やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

ゲームの世界も現実の世界も世代交代は進む

 現在、「Nitendo Switch Lite」でポケモン最新作の「ポケモン バイオレット」をやっているのだが、土日に1〜2時間ずつしかプレイしていないので、なかなか進まない。過去作のときは、若かったせいか毎日のようにプレイしていて、目が痛くなるほどだった。ひどいときは、普段ゲームをしていないときでも、ポケモンのメロディが一日中頭の中で流れていた。今はそこまで集中力がなくなったようだ。

 今作は、シリーズ初めてのオープンワールドのRPGとなっており、ストーリーも決めたれた順序がない新たなスタイルだ。大草原や砂漠を駆け抜けたり、水上を進んだり、崖を登ったりと、自由に動き回って冒険ができることが特長だ。

 ところが、2次元のゲームで育ち、決められたストーリーを順番通りこなすことに慣れた年寄りとしては、どうも扱いに慣れない。子供や若者は、直感的に操作できるのであろうが、どうも操作にもたついてしまう。3Dスティックの操作により、画面が360度回転するので、どっちを向いているのか、どっちの方向に向かえばよいかわからなくなってしまう。

 そもそも、カーナビの地図も北を上に設定しないと方向がわからなくなる。今の人は、進行方向を上に設定している人が多いようで、進む方向と地図が連動しているので、たしかに理屈ではわかりやすいと思われるのだが、私は紙の地図を見て運転していた世代なので、やはり北が上でないと混乱してしまうのだ。

 つまり、プレイ時間が少ないことと操作の不慣れにより、ポケモンがなかなか進行しないのである。最近、ストーリー攻略本と図鑑完成ガイドを購入したので、少しは進むだろうか。やはり我々世代はマニュアル本があると安心する。

 2/5は、「ポケモンGO」のコミュニティ・デイだったので、散歩ついでに出かける。この日は比較的暖かく、川沿いを歩くと気持ちがいい。なんと、桜が開花している木を1本発見した。ちょっと気が早すぎるのでは?

 乞田川沿いは、このあたりでは桜の名所なのだが、木が古くなってきていて将来が心配だったのだが、若い木が何本か植えてあって、少しほっとした。ゲームの世界でも現実の世界でも、世代交代は必要である。しばらく歩くと、カルガモの群れが川の上を気持ちよさそうに浮かんでいた。大量出現の「オンバット」を意識しているのか?

<左:若い桜の木、右上:オンバット、右下:川に浮かぶカルガモ

 現在は、メタバースなど仮想空間が現実に近づいてきているが、私は自分が育った時代の技術レベルに合わせて、2次元の世界を現実の世界に変換する能力が養われているのだと思う。だから、最新のゲームよりも、現実の世界と仮想空間を行ったり来たりできる「ポケモンGO」の方が、私の感覚にあっているのかもしれない。もはや交代される側の世代なのだろう。