やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

九州流行記①<大分空港のオブジェたちに癒やされた>

 私の定年退職のお祝いとして、3/10(日)〜12(火)に妻と二人で九州に旅行に行ってきた。JTB旅物語の「九州絶品グルメを食す 別府・湯布院・黒川・高千穂3日間」のツアーである。九州の名所をまわるのが魅力的で、中でも高千穂は、神々が天上界から地上に降り立った天孫降臨神話と、天照大神が洞窟に立てこもった天岩戸神話が伝わる土地であり、妻がどうしても行きたいと言っていた場所である。神話の土地へ行って、そのパワーをもらうことが、このツアーを選んだ一番の理由である。また。”絶品グルメ”とあるので、その期待も大きい。さて結果はどうだったのか。

 実は元々3/17〜19を予約していたのだが、このスケジュールが催行中止となったため、急遽1週間前の3/10〜12の日程に変更したのである。時期が少し早いせいか、こちらの日程の方が一人あたりの旅行代金が1万円安かったため、この際+5,000円の2泊目グレードアッププランを選択した。ホテルのグレードが違うようなのだが、後から思うと良い選択であった。ネットで予約ボタンを押したとたん、満席の表示になったので、ギリギリセーフでラッキーであった。

 さて、結論から言うと、とても充実した大満足の旅であった。行きたかった名所は予想以上にゆっくり見学でき、期待していなかった場所も予想以上に楽しかった。グルメの方は期待が大きかっただけに、微妙なものも一部あったが、総じて合格点であった。買いたかったおみやげもすべて買えた。旅行中の天気は、2日目と3日目はどちらも夕方から雨の予報だったが、晴れ女の妻がいるので、まったく心配していなかった。最終日は、東京など本州の太平洋側では嵐のような天気だったようだが、名所見学中は一度も雨に降られることはなかった。

 当日は、羽田を12:15発の便なので朝もゆっくり出発。おだやかな晴天で旅行日和だ。羽田空港からは富士山がきれいに見えた。飛行機は久しぶりで、チェックインも荷物を預けるのもすべて自動なのでオタオタしてしまったが、親切なスタッフに丁寧に教えていただいた。ちょうど旅行の狭間の時期なのか、日曜日なのに空港は思ったより人は少なく、自動化が進んだのかスタッフも少ないので、なんかガランとした感じだったが、人混みでイライラせずに、気分よく出発できる。

 羽田を出発し1時間40分のフライトの後、大分空港に降り立った。大分空港は、とてもこじんまりとした空港で、なんかホッとするような雰囲気がある。手荷物受取所で待っていると、ベルトコンベアに巨大な寿司が回ってきた。回転寿司に見立てたようだが、謎の宇宙人とのツーショットはとてもシュールだ。到着ロビーを出ると、温泉のかわいいオブジェがあったり、足湯まであったりして、旅行のスタートで心を癒やされ、楽しい気分にしてくれる。

 1日目は、湯布院の湯の坪街道と金鱗湖の散策、別府・湯の里を見学の後、別府温泉に宿泊の予定。まずは湯布院に向かうのだが、そこで私たちのイメージとはまったく違う湯布院の姿を目の当たりにする。②に続く。

 ちなみに、このシリーズは長くなりそうなのでご容赦を。