やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

久しぶりもうれしいけど、できることはできるうちに

 先日、久しぶりに家族全員が揃って食事に行った。私たち夫婦、義母、娘夫婦、息子の6人が全員揃って食事をするのは、今年の正月に我が家で食事をして以来である。もしかして将来、娘に子供ができたり、息子が結婚したりして、家族が増えて集まるのも楽しみである。一方で、それぞれの事情で、なかなか集まることができなくなる可能性の方が高いと思う。集まることができる、今の時間がとても大切だと思う。

 食事に行ったのは、JR八王子駅オーパにある「金沢回転寿司 輝らり」である。回転寿司といっても本店は本場金沢で、日本海直送のネタを割安で食べることができるお得な店である。実は今年2度延期になっている。1度目は私の母が施設に入ることになり、急遽手続きに名古屋に行ったこと、2度目は娘の旦那が新型コロナに感染したことで、それぞれ延期となってしまい、今回は3度目の正直である。

 食べたのは「日本海セット」で、日本海の幸が盛りだくさんで、のどぐろ、ミソたっぷりの海老、カニ白身、白エビ、中トロ、いわしなど計10貫に、お椀(味噌汁)がついて2,800円。特に白エビはやわらかくて風味豊か、中トロはあぶらがしっかりのっていて間違いなしの味である。それ以外に、各自それぞれ2〜3皿とデザートを頼んだ、中トロが半額セールだったのもうれしかった。

  

 ところが、そこまで感動したかというと、そうでもない、もちろん十分おいしかったのだが、2度も延期になったことで、期待が膨らみ過ぎたせいだと思う。これだったら、次は家の近くの「独楽寿司」か「角上魚類」の寿司を選ぶかな。

 しかし、目的は家族全員で集まることにあったので、みんなで近況の話ができて、とても良かったと思う。これからも、出来るうちに集まれればいいと思う。ぜひ来年の正月も集まりたいので、いまから日程を調整している。

 ところで、まったく関係ないのだが、阪神タイガース日本一おめでとう。私はタイガースファンではないのだが、昔からのプロ野球ファンとして、プロ野球が盛り上がるのはうれしいことである。阪神タイガースの日本一は、38年ぶりとのこと。38年前というと、私は大学4年生で、京都で阪神の優勝を体験した。関西地区では大騒ぎだったことを覚えている。

 私はその翌年の4月に就職して、今年の9月に定年退職したので、なんと私が会社生活をしていた37年半の間、阪神の日本一を一度も見ていないのである。そう考えると、プロ野球の日本一になったことは、すごいことなんだと実感するのであった。

 過ぎてしまえば、1年は短いと思うのだが、思い返してみると、1年経つと身の回りの環境が結構変わっているものである。当たり前だと思っていることが、いつの間にか 当たり前でなくなっている。久しぶりなこともうれしいが、今できることは、出来る限り今することが大事なんじゃないかな。いつでもできると思っていても、気がつくとできなくなっていることって、結構あるから。