やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

こだわりの浴室が完成し、うれしくてはしゃいでいる話

 浴室のリフォームが完成した。こだわったのは、浴槽の形、壁の色、掃除のしやすさの3つである。このこだわりのおかげで、お気に入りの浴室ができたと思っている。今回は、このこだわりの浴室を紹介したい。

 1つ目のこだわりは浴槽である。ショールームでの見学のときに気に入ったのは「ゆるリラ浴槽」である。人間工学の研究をもとに、安定できる形を追求した浴槽で、頭と首をしっかり支え、身体にかかる圧力が分散されるので、入る人をやさしく包み込むとのこと。足を伸ばすことができるステップがついており、自然とリラックスできる姿勢になる。

 しかし、ここで問題が起こった。我が家のリフォーム前のユニットバスのサイズは1317サイズで、このお気に入りの「ゆるリラ浴槽」のステップありのタイプが無いのだ。足のステップがついているのはワンサイズ上の1418サイズからになるとのこと。え〜!そんな〜!どうしてもこの浴槽が良かったのだが、あきらめかけたその時、業者の方が起死回生の案を出した。「もしかしたらユニットバスのサイズをもうワンサイズ大きくすることが出来るかもしれない」というのだ。

 どういうことか。通常マンションのバスルームは、ユニットバスとコンクリートの壁の間に隙間があるはずで、その隙間が10cm以上あれば広く出来る可能性があるとのこと。そこでさっそく調べてもらったところ、なんと1418サイズのユニットバスが入りそうとのことである。こうして、お気に入りの「ゆるリラ浴槽」を採用することができ、さらに浴槽の長さが10cm、洗い場が10cm広くなるという、ラッキーな結果となった。

 次のこだわりは壁である。これまでも壁はホワイト系だったのだが、ライトがオレンジ系で、床が黒系だったからか、少し暗く感じていた。今回は少しでも明るい方が良いと考え、3面をホワイト系の「ミネラホワイト」、アクセントとして残り1面をベージュ系の「パティオベージュ」にした。そして床は「ラグ調ホワイト」、浴槽は「ジュエリーホワイト」といって人工大理石風でパールが混ざっていてキラキラする。ライトはオレンジ系にしたのだが、LEDになったせいか、壁の白さと相まって白っぽく感じる。こうして、想定していたより明るくなった。

 3つ目のこだわりは、掃除のしやすさである。そのためには、極力壁に何もつけないことである。カウンターの裏やバスミラーの周りは水垢やカビが発生しやすいため、とにかく何もつけないことにこだわった。取り付けたのは水栓とシャワーと手すりのみ。その代わり、最近流行りのマグネット式小物を使用することにした。「tower」という人気メーカーのシャンプー台とバスミラーを購入し、壁に貼り付けた。思ったより強力で、シャンプーのポンプを押しても、少したわむ程度で、まったくずれることはない。これを使えば、掃除のときに必要に応じて外したり、汚れてきたら買い替えることができるので、手軽で便利である。

 その他、やわらかくて冷たくなく乾きやすい「ほっからり床」、24時間換気と乾燥機はついた換気扇など、良いところばかりである。

 こうして我が家のバスルームのリフォームは完成した。年内に完成したので、この年末年始は新しくて明るくて広いお風呂でゆっくり過ごすことができそうだ。そもそも私は早風呂なのだが、これからは長風呂になりそうである。ただし、飲んだ後は浴槽の中で寝ないように気をつけないとね。