やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

新緑の中を散歩する(桜ヶ丘公園・大谷戸公園)

 自宅近くの「都立桜ヶ丘公園」と「多摩市立大谷戸公園」を紹介する。都立桜ヶ丘公園は、東京都多摩市にある、丘陵と谷間からなる公園で、高低差十数mと起伏に富んでおり、面積は約34平方メートルで、園内には自然林が残され、その中を散策することができる。

 公園内は、春は桜や新緑、秋は紅葉など、自然が多く残されており、山の中まで散策すると、とても東京とは思えない雰囲気である。ちょっとした児童用の公園やドッグランなどもあり、子供から大人まで過ごせる公園だ。

 高台にある「ゆうひの丘」は、聖蹟桜ヶ丘や府中の街並みが見渡せ、名前のとおり夕景はもちろん夜景もきれいなので、穴場のデートスポットになっている。

 公園の中程ほどには「旧多摩聖蹟記念館」がある。明治天皇が兎狩りや鮎漁を行うため当地を訪れており、この行幸を記念して建てられたものである。明治天皇の立像や、岩倉具視大久保利通など幕末や明治維新に活躍した人々の胸像や書画などが展示されている。

 また、隣接して多摩市立の「大谷戸公園」があり、広い芝生、遊具場、キャンプ練習場があり、家族でゆっくり過ごせる公園である。自宅のすぐ裏手にあるので、子供が小さい頃は、よくここの芝生にシートを敷いて、日向ぼっこをしながらお弁当を食べたものである。

 この二つの公園は、私も妻も大好きで、この公園が近くにあるから今のマンションを購入したとも言える。休日に予定がない日は、散歩をしたり、近所のスーパーに行くときもわざわざ大回りして公園の中を通っていったり、ポケモンGOをしたりと、自分の庭のような贅沢な気分である。

 先日、桜ヶ丘公園をポケモンGOついでに妻と散歩をした。桜の季節が過ぎ、いつの間にか新緑の季節になっていた。この時期の木々は黄緑色で、太陽の光を浴びて輝く様子はとても美しく、見ていて気持ちが良い。頭上ではウグイスの声が響き渡り、めずらしい蝶が飛んできてタンポポにとまった。調べてみると「ツマキチョウ」という蝶のようだ。もう少しすると、このあたりはモンシロチョウがたくさん飛び交うだろう。

〈左:ツマキチョウ、右:咲き誇るタンポポ

 〈左:桜ヶ丘公園、右:大谷戸公園に向かう遊歩道〉

 日がよく当たる場所では、すでにつつじの花がきれいに開いていた。そして、ポケモンGOでは、「レジエレキ」をしっかりゲットした。

 今度の休日に息子が来るというので、大谷戸公園にお弁当を持って行って、昔の気分に浸るのもいいんじゃないかなと妻が話した。

〈上:つつじがきれい、下:新緑が美しい〉

〈これがレジエレキ、ちょっと変〉