やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

極彩色の密教空間に圧倒!\(◎o◎)/!(11/5東京−京都日帰り旅行③ 東寺編)

 比叡山頂上のバス亭で降り、下山のためロープーウェイ乗り場に向かう。頂上にはガーデンミュージアムという庭園美術館があるが、時間の関係で今回は入園しなかった。ちなみに、ここにあった”ポケモンGO”のジムにカイリュウを置いてきたが、なぜか帰宅後1週間以上帰ってこなかった。

 このあとロープーウェイ乗り場まで10分ほど歩くのだが、上り坂が続き、「さっきの頂上じゃないじゃん!」と文句を言いながら歩く。途中に案内看板がいくつか立っており、「スキップで約5分」とか「ほふく前進めざせ10分」など、ユニークな表現で少し和ませてくれた。私のように文句を言う人がいるのであろう。その後、ロープーウェイとケーブルカーを乗り継ぎ、京都市内に下りる。叡山ケーブルカーは、日本最大の高低差で、急角度のまっすぐな坂を10分で下りる。一番前に乗ったので、この高低差に結構スリルを感じたが、写真に撮るとあまりそれが伝わらないようだ。

 ちなみに「比叡山フリーパス」というものがあり、事前にセブンチケットで購入していった。私達が乗った、叡山電車叡山ケーブル、叡山ロープーウェイ、坂本ケーブル、江若バス、比叡山内シャトルバスが、1日乗り放題に加え、延暦寺拝観料が含まれて3,500円である。若干安くなる程度であるが、いちいち切符やチケットを買う手間が省ける点が大きなメリットである。

 京都駅から東寺までは歩いて15分あり、比叡山をさんざん歩いた後でのこの距離は、体力的にも精神的にもかなりきつく、ふたりとも機嫌が悪くなるほど長く感じた。東寺では弘法大師御朱印をもらった後、秋の特別拝観の五重塔に向かった。五重塔の初層の内部は空海による極彩色の密教空間となっており、真ん中に心柱(しんばしら)と呼ばれる一本の柱が上まで貫通しており、その回りは囲われていて、そこにそれぞれの方角に4体の如来像が置かれていた。また、今回は金堂と講堂の中も入ることができ、そこには数々の国宝や重要文化財の仏像が安置されていた。密教の世界と大量の仏像に圧倒され、ふたりとも疲れが吹き飛んだ。見学後の売店のコーヒーのおかげもあるのだが。

 夕食は、京都駅ビルにある、京都料理が気軽に食べられる「ことこと」いう店で、”おばんざい”プレートが付いた「湯豆腐とお造り定食」を食べた。疲れた後の食事はとてもおいしかったが、以前嵐山で食べた湯豆腐にはかなわないかな。(またもや写真を取り忘れた)

 こうして無事帰路についた。久しぶりの旅行、久しぶりの京都でとても楽しかった。京都は宿泊してゆっくり見学するのもよいが、荷物を持たずに安くて気軽に行ける日帰り旅行もいいものであった。

r.gnavi.co.jp