やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

連続発症!驚異の3件ハシゴ診察 <真夏の闘病記その2>

 ヘルニアの診察から2週間たったころ、じんましんが出るようになった。何の前触れもなくかゆくなり、手や足に赤い筋がランダムに出る。がまんすれば30分ほどで消えるのであるが、また忘れた頃に急にかゆくなって赤くなる。腕に3本線が出たときは、ジュラシックパークロゴマークそのままだった。これは太古の恐竜による呪いなのか!しかし恐竜に恨まれる記憶もないので、よくよく考えると痛み止めの薬が変わったタイミングで出るようになったので、薬のアレルギーかと思い、医師に相談して薬の服用をやめた。しかし、じんましんはよくならず、風呂上がりなどは体の前後が真っ赤になるほどであった。薬剤師から、皮膚科に見てもらった方が良いとアドバイスをいただいたので、そうしようかと思った矢先に、次なる悲劇が襲った。

 そのころ、夜寝るときに鼻がつまるようになり、元々アレルギー性鼻炎があるので、気にしていなかったのだが、ある夜両鼻がつまってしまい、鼻でまったく息ができない状態となった。口で息をすればよいのであるが、夜中に苦しくて目が覚め、パニックになってしまい、ヘルニアの痛さなど忘れて、苦しい苦しいと家中を飛び跳ねて、妻まで起こしてしまい大騒ぎをした。翌日すぐに耳鼻科に行くと、蓄膿症との診断であった。薬が効いたのか、2週間ほどで鼻はすっきり通るようになり、慢性鼻炎までも治ってしまったと思うほどである。次はじんましん退治だ。

 通った皮膚科は地元では評判がよく、いつも大混雑している。朝一番にネット予約をしても、すでに50〜60番目になり、午前の部にもかかわらず、12時を超えての診察がほとんどである。ある土曜日などは、皮膚科を朝7時に開始のネット予約をしておいて、9時から整形外科のリハビリ、10時から耳鼻科の診察、いったん帰って昼食をとったあと、皮膚科に行くという、病院の3件ハシゴ診察となった。コロナ前の飲み会よりハードである。結局、じんましんの原因究明は困難なので、アレルギーの薬を試して様子を見るとの名医の判断だ。しかし、あまり効かなので次の診察で相談したところ、追加で胃潰瘍の薬が処方された。胃潰瘍の薬?と半信半疑であったが、飲んだ途端にまったくじんましんが出なくなったのだ。組み合わせて服用するとじんましんに効果があるとのこと。さすが名医!(この後、胃潰瘍の薬をやめたら再発したので、現在も薬を継続服用している)

 さて、時間を戻すが、皮膚科に2回目の通院に行こうと思った矢先に、最大の悲劇がやってきた。さらに続く。