やすぴか日記

日常の出来事と過去の思い出の記録

旭川のOMOい出

 留萌で7回忌が終わった後、レンタカーで宿泊先の旭川に向かった。旭川での宿泊は、「OMO7(オモセブン)by旭川」という星野リゾートの施設である。星野リゾートの施設に宿泊するのは、奥入瀬以来2度目である。星野リゾートは細かいところまでサービスが行き届いており、施設ごとにテーマを持っている。旭川は、北海道の「観光拠点の位置付けで、特に旭山動物園をテーマとしたイベントやデザインで統一されている。また、SPAリゾートとして、サウナ施設が充実している。

 OMO(おも)とは、「街を楽しむという視点から、旅先ならではのディープな魅力を紹介したり、旅する心をくすぐる仕掛けが満載のホテル」とのことで、特に意味はないとのことだが、「OMOてなし」「OMOしろい」になどのイメージに通じているとのこと。また、「7(セブン)」は、フルサービスを提供するラグジュアリー・観光ホテルとのこと。その「OMO7」にちなんで、私が感じた旭川の「OMO(思い出)7」を紹介する。

 OMO1、ホテルのロビーはシロクマがお出迎え。OMOベースといって、カフェ、ショップ、ブックトンネルが一体となった広々としたフリーラウンジがある。ウエルカムドリンクは、北海道らしい「とうきび茶」が蛇口から出て、飲み放題。チャックアウトの際もアンケートを書いたら、100%りんごジュースを人数分サービスしてくれた。

 OMO2、コンパクトで使いやすいホテルの客室。とてもきれいで、テーブルとベッドが小上りの場所にあり、ベッドの下は荷物の収納スペースになっている。コンパクトな手提げに2種類のタオルがセットされたお風呂セットが、人数分用意されていた。パジャマは上下セパレートで、かわいい絵がついていた。シロクマをテーマにした客室もあるそうだ。ちなみに、サウナもよかったが、より温泉が好きなので、SPAの説明は省略。

 OMO3、子供が楽しめる旭山動物園講座。ホテルでは、夜動物園講座が開かれた。どちらかというと子供向けの内容で、旭山動物園にいる動物の鼻の写真から、動物の名前を当てるクイズがあった。意外と難しいものである。積極的な子供は間違ってもどんどん手を挙げて答えて、当たったらアメがもらえる。消極的な子供は、親にうながされても、なかなか手を挙げない。しびれを切らした親が、自ら手を挙げて答えていたのはいかがなものか。ちなみに、ヒグマが一番鼻が良いとのこと。

 OMO4、ふくろう亭での夕食。旭川5条通7条にある「5・7ふらりーと」という赤い提灯が飾られた小路にある居酒屋で、1階はカウンターとテーブルがあり、けっこう賑わっていた。われわれは2階に案内された。北海道っぽいつまみを食べようと、刺し身の盛り合わせ、アスパラ、焼きがき、そしておすすめの「タラバガニに腹肉の天ぷら」を注文した。カニの腹肉は、それほどカニの味がするわけではないが、なんとも言えない弾力があり、噛んでいるとクセになる。それほどお腹が空いていなかったが、ペロッと食べてしまうほど美味しかった、北海道グルメは何を食べてもおいしい。

 OMO5、ホテルの美しい外観。OMO7by旭川は、元々あった旭川グランドホテルをリブランドしたもの。夕食からホテルに帰る途中、大通りの向かい側からホテルが見えた。薄暮に浮かび上がったOMO7の外観は、とても美しかった。写真で伝わるだろうか。

 OMO6、街づくりの活気を感じる旭川の街。ホテルの窓から見た旭川の街は、道幅も広く、車や人が少ない。また、街は山々に囲まれ、自然と一体となった、とてもきれいでのんびりした街である。その反面、小さな店ひとつひとつ、そして一人ひとりが、街を盛り上げようという気持ちが表れて、とても活気が感じられる街である。旭川は、ここ最近よくない事件が続いており、イメージが悪くなっているので、すばらしい街だということを、どんどんアピールしてほしい。

 OMO7、OMOカフェ&バルでの朝食。何を食べても美味しい。ひとつひとつの素材、ひとつひとつの料理にこだわりが見られ、すばらしい!特にメインの「海鮮山わさびごはん」は、ごはんにぶつ切りの海鮮づけと、すりおろした山わさびを載せて、出汁をかけて食べる。マグロやイカやホタテなど具だくさんで、山わさびのピリッとした風味が出汁と相まって抜群にうまい。おかわりしたいが、他のものも食べたいのでがまん。もうひとつおいしかったのは、デザート系のミニパン。これもこだわり素材で、パン自体、噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がる。無限に食べられる。

 というわけで、旭川を満喫し、北海道最終日を迎えるのである。